2015年1月14日水曜日

笑っていよう

「笑っていよう」


どうしようもなく泥だらけで


いまここにいるという花になり


ながれている時のままに


笑っていよう


いのちの裏半分は笑いだ

果てしない笑が渦巻いている

木の下  草の下の 石の下のあちこちに


眠りがちな愛をてのひらに積み上げていこう


果てしない笑いにたどりつかなければなるまい


どうしようもなく泥だらけで

いまここにいるという花になり


ながれている時のままに


笑っていよう



詩:  ナーガ






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夜寝る前に小さな小さな・子供たちの吐息に
抱かれ・・・・・このナーガさんの詩を声にだして読んでみる

「どうしようもなく泥だらけで・・・・・

いまここにいるという花になり」




いいなあ    いいなあ



こころがポッと暖かくなる時・
そうゆう心の豊さを大事に大切につむぎたいな。



この子たちが巣立っていく時・

小さな小さな手を握り締めて・小さな小さな吐息を

この詩と共に思い出すだろう。







きっと私が声にして詩を読むとき

天空では星が流れているだろう・と想像してみる。


同時に流れてる世界を奏でるように・


どうしようもなく泥だらけで

いまここにいる花となり

流れてる時のままに

笑っていよう




小さな小さな幸せを噛みしめて・

この美しい時を噛みしめて・


そのようにありたい。






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ついこの前の話・

寝ようか?と子供らを誘い・

布団王国へもぐりこんだ・

わたしの胸から一匹のてんとう虫があらわれた。

ああ

てんとうちゃん(子供らとてんとうちゃんとなずけた)

こんなところにいてはあぶないですよ・・!

とミクロの世界を覗き込んだ夜の事


てんとうちゃんは何を考えているのだろうかね?

きっとお家に帰りたいんだよと考えていた・

すると小さな羽をはばたかせ・

スパイダーマンのように壁へ飛び移り・上へ上へ登っていった


ひとしきり観察したあと・

上に家でもあるのかね??とはなして た、


ふう・

マナコが閉じそうになってきたので・きっとてんとうちゃんは、

お家に帰りたいだろうね・やっぱり

外のせかいへはなそうよ!という話になり・

もぐり込んだ布団から飛び出して・

スパイダーマンのようなてんとうちゃんを捕まえて・

冷たい窓をあけて・はなしてやった。


バイバイてんとうちゃんと子供らと・おもしろかったねと

てんとう虫の世界にひたりながらの夜だった


さあおやすみ・明日も早いから寝よう。、


てんとうちゃんの夢をみるんだろうねとクスクス話しながら・

夢の世界へいった。






次の朝・




さあ・朝の瞑想をしようかと太陽を拝むため窓を開けようとした。


あれ?

そこに逃がしたはずのてんとうちゃんが窓際にいるではないか!?

昨日とまったく一緒の柄のてんとうちゃんではないか!


ああ!てんとうちゃんじゃないの!と笑った。


あなた・きのう外に飛んでったじゃない?どうして

戻ってきたの??


とぶつぶつ話しかけ・・・・・・・・・さあ


どうしようか?

昨日の壁をのぼっていくてんとうちゃんのスパイダーマン行為を

思い出した・その天井に黒い物体が見えてたのも思い出した。


その後すぐに天井の黒い物体を見た………………………………・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




それは何種類ものてんとう虫のかたまりだった。

柄がみんな違うのである。


はあ!ここがてんとうちゃんの家だったのか!


戻ってきたのである。


すまぬ  すまぬとぶつぶついい


小さなてんとうちゃんを


そのてんとう虫集団に混ぜてやった。


冬眠???だろうか・


動くこともなく・同じ所にいる。


どうやら・


私の部屋の住人は私だけではなかったのである。

お隣集団を天井に見つけて


毎日観察しては、ドキドキわくわくしているのだ。


てんとうちゃん・ ・・・・・・・



私の小さな小さな 喜びのお話・


小さな・はてしない物語



「どうしようもなく泥だらけで

いまここにいるという花になり・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」



ps:


私は・小さいころからてんとう虫が好きだった。
てんとう虫柄の窓用シールをべたべたはり・かわいいだろうと子供ながらに自慢だったのである。
今回部屋の住人がてんとう虫集団でよかったなと・ふりかえって思った。
コワイだろうが・毎日話しかけているのである。




(てんとう虫集団に
動きがあればまたお知らせします。)




                                                       笑っていよう。




                                多美







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