2013年12月19日木曜日

流れる川

流れ流れて南の島へ
竜宮城は物語の世界と思ってた

リアルにこの世界に存在していたよ

飲めや、歌えや、美しい天女たちの舞
美味しいご飯に宴、

それはそれは美しい透きとおる
魚たち珊瑚の森

あれやあれやとしてる間に
ほんとうに歳をとっていく。

私の人生の3分の1をこの島で
過ごしたの。

第二の故郷。南の島。







なにもしらないままに

なにももたないままに

好奇心と、少しの勇気、

楽しいと希望を胸に

沢山の仲間たちと辿り着いた

いくつもの物語を通り過ぎて

いくつもの出会いと別れをくりかえし

流した涙はこの土地に流れていった

なにもしらないままに

なにももたないで

この島の純粋な素朴なぶっきらぼうな人たちの
愛をうけて、温泉のような愛の海を泳いだ。

あたえてくれてばかりだね、

うけいれてくれてばかりだね、

なにをかえせるでもなく

なにをするでもなく


なにももたないで

なにもしらないままに


私はまた流れる川のように

流れていくのでしょう。


美しい世界の真ん中で

限られた時間と


あたえてくれたよ、また。

大キライになって
涙をながして、
文句ばかりいったけど、

ほんとうの所は

この島を愛してやまない私に気付くの

ゼロの場所で

無限をえがいてまた

流動していくのでしょう。


愛をありがとう。南の島のサイハテに



なにもしらないままに


なにももたないままに



流れる川のごとく


竜宮城へ辿りついた



手土産は


玉手箱でしょうか。








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